高級藍染めの代名詞、阿波の藍染めによるハンチング帽。
今でも、武士道を貫く剣道家が好む藍染。鎌倉時代、武士が一番濃い藍染の色を勝色と呼んで戦場での縁起担ぎに多用したことから、藍染は武士の色として広まり、今日では、日本を表す色となりました。
ご紹介のハンチング帽は、高級藍染の代名詞とも呼ばれる、藍染め界の重鎮、阿波の藍。
江戸時代には阿波藍が独占的に市場を支配し、莫大な富を阿波藩にもたらしたそうです。阿波藍は品質が良く人気が高いため、阿波産以外の藍を地藍といって差をつけたのだとか。
ここまで阿波藍が繁栄した理由は、天然藍染の発酵菌が染色後も永く繊維の中に生き続けるため、年とともに色が冴え、鮮やかになっていくからです。
また、色落ちが少なく洗うほどに青みを増します。使うほどに色が落ち、日数とともに色あせてしまう化学染料品とは、比べものになりません。
本物のジャパンブルーが持つ魅力を、ぜひご自身の目でお確かめください。
阿波の風土が作り上げる、阿波藍染。
蓼藍の葉を発酵させ作ったすくもを藍甕の中で発酵させ、その液で染めては空気や井戸水にさらして酸化させる――この作業の繰り返しにより、色が深く鮮明に発色していきます。また化学染料の併用によって多彩な色調の実現を可能としています。
阿波正藍による染色は、藍独特の色と香りをもち、染め上がった色の味わいはまさに絶品。阿波の風土が作り上げる藍の美しさは、目の肥えた藍染ファンの皆様にもきっとご納得いただけることでしょう。
※染まり具合は一点一点違う為、模様の雰囲気や濃さは均一ではありません。藍染めが醸し出す、豊かな風合いをお楽しみください。
商品詳細
サイズ | 55cm-60cm |
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素材 | 綿100% |
生地厚み | 中間 |
製造 | 日本製 |
洗濯方法 | 洗濯機(ネット使用) |
単位:cm|商品ガイド